ビンテージカメラと称される歴史あるカメラを中心に紹介します。

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コロネット アンバサダー

 

コロネットボックスカメラは、イギリスのコロネット社製の中判120フィルムカメラである。

アンバサダーは1955年に製造されたベークライトボディーのカメラ。



レオタックス

 

 レンズ 上海50mm(中国製)

Leotax Camera Co., Ltd. は現在の柴又一丁目に工場を持っていたカメラメーカー。Leicaカメラのコピーを得意としていた。

レオタックスは東京光学のレンズ、トプコールを付けていたが、本機は中国製を付けている。

 



CANON 7

 

 レンズ 50mm/F1.8

 

キヤノンの高級レンジファインダーとして1961年に発売された。レンズのマウントはライカLマウントのため、数多くのレンズが取り付け可能であった。セレロン光電子の露出計を内蔵している。



コダック ブローニー  HAWKEYEモデル

 

アメリカ コダック社のアンティークなボックス型カメラ。1950年から61年にかけて製造された。フィルムは620フィルムを使用する。

 



リコー  フレックス モデルⅦ

 

リコー社から1946年~1960年に製造された二眼レフカメラ。当時は透視ファインダーが見づらかったが、本機はよく見えるように工夫されたタイプを採用し、人気を博したカメラである。



Mercury Ⅱ

 

アメリカ、Universal Camera Corporation社で1940年代に製造された。シャッターはロータリー式メタルフォーカルプレーンシャッターであり、そのために上部が半円型をしている。使い方はこちらを参照



ペトリ スーパー

 

 レンズ:クリバヤシ Cオリコール7.5cm

 

120フィルムを使用して6x4.5判の撮影が可能な蛇腹式スプリングカメラ。レンズはKURIBAYASHI C ORIKKOR 7.5cm F3.5。ペトリ社とは1907年に栗林製作所としてカメラの製造を開始という非常に歴史のあるカメラメーカーであった。



プロントクラップ

 

今ではメガネレンズで有名なドイツの光学メーカー、ローデンシュトック社のカメラ。1930年代に製造された120フィルムによる6×9cm判カメラと思われる。

 



ローライ 35 LED

 

ドイツの有名カメラメーカー「ローライ」が1978~80年の間にシンガポールで製造した35mmフィルムカメラ。最近のフィルムカメラブームの中で人気が再燃してきたカメラでもある。



コダック ステレオカメラ

 

被写体を左右の目で見ているように2枚同時に撮影するカメラ。フィルム現像後にそのフィルムをリュ目で見ることでステレオ効果を得るもの。専用のビューワーもあるようだ。



ゼンザブロニカ S2

 

 Nikkor-P 75mm/F2.8

 

ゼンザブロニカ(前身はブロニカカメラ株式会社)はカメラ好きであった吉野善三郎氏が1956年に創立したカメラメーカー。6×6判一眼レフカメラ製造し、それがゼンザブロニカ。本機種は1965年に発売されたシリーズである。



ニコン S2

 

 ニッコール-H 5cm/F2

 

ニコンS2は1954年12月の発売。同年4月のライカのM3が登場し、その機能と美しさに世界中が驚いた。その影響を受けてニコンSを改良したS2が発売された。Sシリーズのベストセラー機となった。ボディーの革は張り替えられたものと思われる。



TOWER(タワー)24

 

 レンズ:旭光学製

 

アサヒペンタックスで製造されたアメリカへの輸出用カメラと思われる。現在詳細調査中。